こんにちは!
オーシマです。

こんなお悩みありませんか?
本記事ではLINE内に『予約フォーム』を作成する方法について解説します。
こんな方におすすめ
- お客さまとのスムーズなやり取りで予約数を増やしたい人
- 問い合わせ数を増やして、売上をアップさせたい人
- 顧客情報管理業務の負担を減らしたい人
お客さまに予約や問い合わせを促す際、こんな感じでアナウンスしてませんか?
〇〇の公式LINEに登録していただき、ありがとうございます!
予約いただく際は、
①お名前
②連絡先
③希望するコース
④希望日(第一希望~第三希望)
をメッセージにてご連絡ください。
100以上のアカウントを登録してリサーチしてますが、このような誘導めちゃくちゃ多いです!
あなたが顧客の場合、わざわざ必要事項を確認→長文を作成→送信する、なんてやりたいと思いますか??
やりたくないですよね。
予約までの導線がスムーズでないと、本来予約してくれた見込み客を離脱させるでしょう。
『予約フォーム』を導入するだけで、
✅離脱してしまう見込み客を拾い上げて、売り上げをアップ
✅顧客情報を素早くまとめて業務効率化
することができます。
それでは、解説していきます。
LINEに予約フォームを作成するために必要な拡張サービス
LINEに予約フォームを作成するためにはLINE公式アカウントだけでは実現できません。
拡張サービスである『プロライン』、『Lステップ』、『エルメ』を導入する必要があります。
どれでもよいですが、今回は配信数無制限なのに無料の『プロライン』を用いて『予約フォーム』の作成方法を解説します。
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LINEに予約フォームを作成する方法
設計書で全体像を確認してから具体的な作成方法について解説します。
設計書
こちらが設計書になります。
リッチメニューの「予約する」をタップする⇒予約フォームが表示される⇒質問1~5まで回答後、自動メッセージがユーザーに送られる。
このような流れの予約フォームを作ります。
ポイント
予約をしてもらうことが目的の場合、設問は最低限にしましょう。
もし他の情報をアンケートしたい場合は、来店時にカルテとして取得する、プレゼントの申込として取得するなど、うまくアンケートを紛れ込ますことがポイントです。
具体的な作成方法
『プロライン』を利用した予約フォームを作成していきます。
ユーザーが操作する順番の逆順で作成していきますね。
逆順で作成したほうが、呼び出す機能を作成できていないということがなく、スムーズに作成できるためです。
完了後メッセージを作成
「登録フォーム(アンケート)」→「フォーム送信完了メッセージ」→「新規メッセージ」をクリックします。
①タイトル、②メッセージ文言を入力後、③「保存」をクリックして完了です。
ポイント
メッセージの冒頭に[[snsnamesan]]という文字を挿入しています。
これはプロフィール名を挿入するためのしるしです。
自身の名前が挿入されたメッセージは読まれやすいというデータがありますので、できるだけ挿入しましょう。
なお、「フィールドを挿入」をクリックするとプロフィール名以外の様々な情報を挿入することができます。
補足
完了メッセージ送信後に、シナリオ移動したり、タグ付けすることができます。
通常業務では、予約済みのタグをつけて顧客管理するべきですが、別記事で解説するため、本記事では割愛します。
フォームを作成
続いて予約フォームを作成していきます。
「登録フォーム(アンケート)」をクリックし、「新規作成」をクリックします。
フォームの名前を入力します。
「質問1」のエリアをクリックすると、編集画面が表示されます。
設計書を参考に設問を設定しましょう。
補足
プレイスホルダーはテキストボックス内に薄く表示される文言のことです。必要に応じて設定しましょう。
「+」ボタンをクリックすると新しい質問が作られます。
他の質問も作っていきます。
ポイント
単一選択の場合には「プルダウンリスト」か「ラジオボタン」を選択しましょう。
好みによりますが、選択肢が少ない場合は「プルダウンリスト」が選択しやすく、選択肢が多い場合は「ラジオボタン」を選択したほうが見やすいです。
第一候補日、第二候補日、第三候補日を作成しましょう。
ポイント
日付入力するのに適した形式は次の3つです。
すこし用途が異なりますので、うまく使い分けましょう。
・「月日」:月と日のみを入力する形式。年を必要としない場合に使用する。
・「年月日(カレンダー)」:カレンダーから選択して入力する形式。操作当日に近い日付を入力しやすいため予約などに適している。
・「年月日」:プルダウンメニューにて選択して入力する形式。過去の日付を入力しやすいため生年月日などに適している。
設問の設定が完了しました。
保存した後、プレビューで確認しましょう。

プレビュー画面
問題なければ、設問の設定は完了です。
回答後のメッセージを設定します。
回答後に表示するメッセージは最初に作成した「予約完了メッセージ」を設定します。
その後「保存」をクリックしましょう。
これで予約フォーム機能としては完成しているのですが、今後の流れが分からないとユーザーに少し不安を与えます。
不安を払拭するため、冒頭に説明文言を挿入します。
そのためのコンテンツページを作成します。
「コンテンツページ・LP」→「友だち専用ページ」→「新規作成」をクリックします。
補足
今回はLINEアカウントを登録した人だけが利用するページのため「友だち専用ページ」を選択しました。
登録した人以外も利用するページを作成したい場合は「外部公開ページ」で作成可能です。
ページのタイトルを入力します。
冒頭に文言を設定するために「万能エディタ」をクリックします。
万能エディタに表示する文言を設定します。
その下に先ほど作成した「予約フォーム」を挿入します。
「フォーム」をクリックして、「予約フォーム」を選択します。
「保存」をクリックして完了です。
「プレビュー」をクリックして確認しましょう。

プレビュー画面
いい感じに作成できましたね!
リッチメニューを作成
最後にこの予約ページを表示するリッチメニューを作成します。
「シナリオ別リッチメニュー」→「新規作成」をクリックします。
タイトル、表示設定して、「背景画像をアップロード」をクリックします。
「ファイルをアップロード」をクリックして、「ファイル選択」で選択するか、ファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードしましょう。
アップロードできたらこんな表示になります。
※ちなみにこの画像は私が短時間で作ったものです。
リッチメニュータップ時のアクション設定を行います。
『プロライン』の仕様上、直接予約ページを表示するのではなく、メッセージを発言させて、そのメッセージに対して自動応答でページを表示するやり方になります。
まずはタップする範囲を設定します。
今回は単純に全面にするため「タップの範囲のテンプレート」をクリックします。
そして、テンプレート5を選択して、「選択」をクリックします。
「テキストを発言させる(キーワード応答)」を選択し、今回は"#予約する"を発言させるようにします。
その後「保存」をクリックしてリッチメニューの設定は完了です。
"#予約する"というキーワードに応答するための設定を行います。
「応答メッセージ(自動返信文)」→「キーワード応答」→「新規キーワード」をクリックしましょう。
「キーワード」には"#予約する"を設定、「クリック時のアクション」は「コンテンツページを開く」を設定し、「移動先のコンテンツページ」は「予約ページ」を設定しましょう。
最後に「保存」で完了です。
以上でフォームが完成しました!
お疲れさまでした。
動作確認
動作確認した動画がこちらです。
予約フォームの回答結果の確認方法
お客さまの回答結果を確認、集計する方法はこちらです。
確認結果と返答
「登録フォーム(アンケート)」→「結果閲覧/ダウンロード/LINEで回答」→「予約フォーム」をクリックします。
回答が一覧で表示されるので、回答内容を確認することができます。
「回答欄」にチェックを入れると、回答フォームが表示されます。
ヘッダーとフッターとメッセージを入力して「LINEで回答」をクリックすることで入力したお客さまに連絡することができます。
実際の回答メッセージです。
ポイント
回答された際にあなたの個人LINEに通知を送ることもできます。
これで、すぐにお客さまに返信可能です。
回答結果の集計方法
「XLSでDL」もしくは「CSVでDL」をクリックするとファイルをダウンロードできます。

ダウンロードしたExcelファイル
まとめ
LINE内に予約フォームを準備するとこんなメリットがあります。
✅お客さまの予約までのハードルを下げるとこができ、予約数を増やすことができる
✅顧客管理、やり取りが楽になり、業務効率化できる
また、『プロライン』は配信数無制限なのに無料のプランがあります。
予約フォームを作るのに、少し難しいと思われたかもしれませんが、慣れたら30分もかからない作業です。
本記事を参考にあなただけのフォームを作成して、コストダウンを図りましょう!
ではでは!